再噴火か 2010 11 7
WTI(原油相場)の週足チャートを見てみると、再噴火の兆しがあります。
今回は、2008年の噴火ほど大きくならないかもしれませんが、注意が必要です。
仮に噴火しても、日本は、2008年に比べて大幅に円高になっていますので、
ガソリン価格に対する影響は、2008年ほどではないと思います。
CRB指数 2010 10 31
CRB指数の日足チャートが騰勢を強める形になっています。
日足チャートは、GC OPTICAST(ゴールデンチャート社)のものを見ています。
現在のCRB指数の水準は、2009年、2010年で最高値となっています。
この水準は、2007年前半の水準に近づきつつあります。
先進国ではデフレ懸念、新興国ではインフレ懸念という経済情勢が、
このようなCRB指数を作っているかもしれません。
このままでは、新興国においては、生活が苦しくなる可能性があります。
とりわけ、輸入に頼っている国は、厳しいものがあるでしょう。
日本の場合は、輸入大国ですが、円という通貨が強力なので、
つまり、現時点では、世界最強の通貨なので、そういう心配はないでしょう。
(注)
CRB指数とは、ロイター商品相場指数のことです。
代表的な国際商品を一応網羅しているので、
国際商品市況全般の動きを知る上で非常に便利で、
資源輸入国である日本としては常に注目すべき数字です。
(ゴールデンチャート社)